SIXIÈME GINZA MAGAZINE 004

Small Gift for Friends.

気持ちを伝える贈り物

これまで重ねてきた人生の様々なシーンを思い浮かべると、いつも私のことを思い、共に喜び、時に励まし、導き、支えてくれている大切な人たちがいます。
大切な人たちの記念日やお祝い事には、特別な気持ちをこめて何かを贈り、喜びを分かち合いたいと願っています。
季節の変化や歳時記にはイベントに集い、季節の旬を共に過ごし、楽しみたいという気持ちをギフトに込めています。

そして特別な日ではないけれど大切な人との出会いに感謝し、その気持ちを伝えたくて、会う度に何かしら贈り物をしています。「元気だった?」、「今日はありがとう」、「これからもよろしくね」、「これまでありがとう」など、大切な人への贈り物は、私の気持ちを伝えてくれる言葉の代わり。つまり、「コミュニケーションギフト」なんです。

どこに出かけても、どこにいても思い浮かぶ大切な人たちの顔。
「これはあの人にぴったり似合いそう」、「これは、驚いてくれそう」、「これって今までなかったよね?」、「これは間違いなく好きなはず」、「これは私とお揃いで、あの人にも」、「これはすごく使い心地が良かったから、あの人にも使ってほしい」‥‥私のギフト・センサーはいつもしっかりと働いています。
大切な人の好みや、似合うもの、役に立つもの、まだ知らない発見の驚きや感動のスイッチは、もっと磨いて大切な方との絆を深めたいと思います。
国内だけではなく、世界の新しいモノ・コトにもアンテナを伸ばすのも楽しみとなっています。大人の女性になった今、大切な人との絆を思い、自分自身にとっての喜びや幸せな気持ちをかみしめさせてくれる、贈り物選びの大切さを実感しています。

「ありがとう」の感謝の気持ちや、時には「元気出して」「がんばったね」というご褒美や励ましの気持ちなど思いは様々ですが、実は大人の女性になった今、私自身にもその気持ちを向けるようにしています。子育てを卒業した自分に、がんばった自分に、感謝やエールを自分に伝える贈り物で、これからも前向きな自分でいるための自分ギフトも、時として大切なイベントにしたいと思います。

さぁ宝探しへ

贈る相手の顔を思い浮かべながら、街へ。様々なお店を巡るのも楽しいのですが、お気に入りのお店で小さなコーナーを探すというのも、宝探し的には楽しいもの。お店の中の隅っこだったり、カウンターの横だったり、大きなアイテムの陰に隠れているかもしれません。そこで出会う「これだ!」と思うものを見つけた時は、ウキウキする気分になってしまいます。
そんな時に私が心がけているのは、ちょっとした大人のユーモアや遊び心です。贈る相手が包みを開けた時にパッと笑顔になれるような、そんなアイテムを探します。それは相手にとってだけでなく、自分にとってももらえたら嬉しいモノでなければと思います。
付き合いが長ければ、自ずと、相手の好みもわかるはずですが、短い付き合いの相手なら、自分が気に入っている物をプレゼントすることが間違いのないギフト選びではないでしょうか。
大人の女性としての一つのたしなみでもあり、自分自身の密かな楽しみとして、ギフト探しを始めてみませんか?

Repetto

レペット

“気持ちを伝える”。贈り物の基本をしっかりと考えながらプレゼント選びを楽しんでいただきたい。その一つとしてご紹介するのが、『Repetto』のキーホルダー。
バレエシューズの本家として世界中のダンサーから愛され、ファッションとしても数多くのスターにも愛用されてきたRepetto。その歴史は1947年に振付師の息子からの助言で、ローズ・レペットがダンスシューズをデザインしたことに始まります。そのバレエシューズのクオリティとデザインはそのままに、ミニチュア化したキーホルダー。贈る相手がRepettoのファンならきっと喜びとともに、二人を繋ぐ新しい共感が生まれるでしょう。可愛さだけでなく、気持ちや思いとともに贈る小さなギフト。大人の女性ならではのコミュニケーションをお楽しみください。